計量社会学分析研究成果集

国際基督教大学教養学部2021年度計量社会学分析研究成果集

国際基督教大学教養学部2021年度計量社会学分析研究成果集

この成果集は,国際基督教大学(ICU)にて2021年度秋学期に開講された「計量社会学分析Ⅱ」の授業の成果をまとめたものである.ICUで社会学を専攻する者は,量的または質的分析手法の習得が必須となっており,各コースでは2学期の期間をかけて基礎から応用までの過程を学習している.この成果集は量的分析手法コースの履修生による研究論文の論文集である.

履修生たちは自らの興味関心に沿って研究テーマを選び,問いと仮説を設定,授業で習得した計量分析手法を用いて社会調査の公開データの2次分析を行い,その結果を論文として完成させた.この成果集に収録された論文はその努力の集大成である.

この成果集に収録された論文のテーマは,都市の特性と犯罪率の関係,家計負担が生活満足度に与える影響,メディア利用頻度が環境配慮行動に与える影響など,いずれも独自の観点に基づく問いと仮説の設定,オリジナリティに富んだ分析と考察が行われている.初学者による分析としてはとても読み応えのある論文になっている.

この成果集で使用された社会調査データは,大阪商業大学 JGSS 研究センター,政府統計の総合窓口(e-Stat)から提供されたものである.

目 次

  都市規模による犯罪率の規定要因の違い―政府の市区町村データを用いて―

  家計負担が生活満足度に与える影響―JGSS-2015データを用いて―

  環境配慮行動にメディア利用頻度が与える影響 21─環境意識の規定因としてのメディアの役割─